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「俺たちは色んな社長とつながっている」…インドネシア人を斡旋する「移民ブローカー」が明かす「ヤバすぎる犯行手口」《ルポ・茨城県大洗町》

公開日
2025-02-20
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技能実習
記事要約
茨城県大洗町では外国籍住民の半数をインドネシア人が占め、不法滞在者も多い。その背後には「移民ブローカー」の存在があるが、町民は口を閉ざしがちである。取材に応じた元ブローカーのディマス(仮名)は、200人以上のインドネシア人に住居や職を斡旋し、約1000万円を稼いだと語る。

特に干し芋農家は繁忙期の労働力確保のため、不法滞在者を受け入れている場合が多い。技能実習生制度はコストや手続きの負担が大きく、中小農家には難しいため、ブローカー経由の不法就労が横行している。農家側もビザを確認せず雇用し、責任回避を図る。

NPO団体の代表は、技能実習生の受け入れには多額の費用と時間がかかるため、余裕のない企業にはハードルが高いと指摘する。ディマスは「日本人の働き手がいない限り、オーバーステイはなくならない」と述べ、少子高齢化による人手不足が今後さらに深刻化する可能性を示唆している。
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