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オーストラリア有志連合、「移民の混乱」に対処するために学生の厳格な上限を設けることを約束

公開日
2025-02-26
メディア
THE PIE
記事要約
オーストラリアの連邦選挙が数カ月後に迫る中、野党のサラ・ヘンダーソン上院議員はキャンベラで開かれた大学サミットで演説し、「オーストラリア人学生を最優先にすべき」と強調した。彼女は、党首ピーター・ダットンが提案する国際学生数の上限引き締め策について言及し、特にメルボルンやシドニーの過剰な留学生数に焦点を当てると述べた。ただし、地方大学には特別な配慮を行う方針だと説明した。

ヘンダーソン氏は、アルバニージ政権が国際学生数の上限を大学ごとに設定する法案を提出したが、野党が不十分と判断して阻止したことを振り返り、政府の対応を批判した。また、記録的な84万9000人の留学生が国内の住宅やインフラに負担をかけていると主張し、「労働党の『ビッグ・オーストラリア』政策が移民の混乱を招いた」と非難した。

一方、大学団体「Universities Australia」のCEOルーク・シーヒー氏は、国際教育が鉱業に次ぐ主要輸出産業であり、25万人の雇用を支え、オーストラリア人学生の学費を補助していると強調。国際学生は労働市場や文化にも貢献しており、制限するべきではないと反論した。また、オーストラリア準備銀行(RBA)が留学生制限政策が教育輸出を弱体化させると警告していることにも触れた。

シーヒー氏は、「国際教育は政治から独立すべきだが、選挙のために犠牲にされている」と批判し、慎重な対応を求めた。
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