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メルボルン移民収容センターにおける難民申請者の福祉に対する懸念

公開日
2025-04-03
メディア
ABC NEWS
記事要約
メルボルン移民収容センターで火災が発生したことを受け、亡命希望者の支援団体が収容者の福祉に懸念を示しています。オーストラリア国境警備隊(ABF)は、木曜日の午前2時ごろ、センター内の共用エリアで小さな火が発生したと報告しました。消防が駆けつけて火は消し止められ、収容者は別の施設に移されました。負傷者は報告されていませんが、施設の一部が大きな損害を受けたとのことです。

メルボルンに拠点を置く亡命希望者リソースセンター(ASRC)は、収容者の扱いに関する懸念を表明しました。ASRCの人権法プログラムの担当弁護士キャサリン・ホルベッチ氏によると、ASRCはセンター内の収容者と話をし、3人目の収容者からのメールも受け取ったと述べています。特に、高セキュリティ区画で胸の痛みを訴えていた収容者が、救急車が来ないことに対するフラストレーションから暴動が発生したといいます。

ABFは、収容者は適切に収容されているとし、胸の痛みを訴えていた収容者についての詳細はプライバシーの観点からコメントしませんでした。また、救急車はセンターに呼ばれ、適時に対応したとしています。

ホルベッチ氏は、救急車が収容センターにアクセスできなかった過去の事例についても言及し、収容者が火災後に外で寝かされ、寒さとトイレの不便を強いられたことを報告しています。彼女は、収容者が基本的な人間的尊厳を欠いた扱いを受けていることに対する不満が暴動の引き金になったと指摘しています。
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オーストラリア