入管・在留関連ニュース

【コラム】日本の「宝くじマンション」で一体何が? 殺到した中国人に高まる反感

公開日
2025-04-15
メディア
中央日報
記事要約
東京・中央区の大規模分譲マンション「晴海フラッグ」は、五輪選手村跡地に開発された日本初の5,500世帯の団地で、当初の分譲価格が安かったことから「宝くじマンション」とも称され、現在は価格が2倍以上に高騰している。特に中国人の購入者が多く、全体の15~20%を占めるとの推測もあり、日本国内では中国人の不動産取得が注目と議論の的となっている。

団地では違法タクシー(白タク)や不法民泊の問題が浮上し、特に中国人によるものだとの指摘が住民から相次いでいる。実際、事故や騒音トラブルも発生し、住民の間で反中感情が高まっている様子が見られる。一方で中国人住民からは「一部の偏見にすぎない」とする反論も出ており、相互理解の必要性が問われている。

背景には、円安や中国の税制度を利用した富の移転があり、中国人富裕層の日本不動産への投資が進んでいる。今後も在留中国人の増加が見込まれる中で、こうした問題と感情の摩擦は続く可能性がある。
タグ
生活一般