入管・在留関連ニュース

日本が後れを取る「医療通訳」外国人には死活問題だ

公開日
2024-02-23
メディア
東洋経済オンライン
記事要約
日本での医療通訳の重要性が増しており、特に外国語を話す患者の医療受診における課題が指摘されています。多くの外国人が医療機関で症状を正確に伝えることができず、医師とのコミュニケーションに困難を感じています。特に、在留外国人や短期滞在の旅行者にとって、医療受診時に必要な情報を得るのが難しいことが多いです。

そのため、医療通訳が重要な役割を果たしており、これを支えるシステムとして、遠隔医療通訳が注目されています。オーストラリアなどの先進国に倣い、日本でも遠隔通訳サービスが提供され、患者と医療機関を結びつけています。遠隔通訳は、通訳者がどこにいてもインターネットを通じて対応できるため、急なニーズにも対応可能です。

日本の医療通訳は、最初はボランティアベースで提供されていましたが、近年、遠隔医療通訳サービスが普及し、通訳者には適切な報酬が支払われるようになりました。これにより、医療機関や自治体が費用負担をなくし、通訳サービスを利用しやすくなっています。現在、32言語に対応した医療通訳システムが全国で利用されており、医師や患者にとって大きな支援となっています。
タグ
生活一般

「生活一般」を含むニュース記事一覧

公開日
記事のタイトル
タグ