入管・在留関連ニュース

ウクライナの家は売ります…!日本に来て3年、ウクライナ避難民の女性が「永住」を決意した「納得の理由」

公開日
2025-02-18
メディア
現代ビジネス
記事要約
日本財団でウクライナ避難民支援を担当する神谷圭市さんは、避難民の将来設計の重要性を指摘する。ウクライナに戻るのか、日本でキャリアを築くのか、子供の教育をどうするのかといった課題があるが、将来像が明確な避難民は約4分の1にとどまるという。

日本語ができなくても働ける職はあるが、高学歴の避難民にとっては希望する職種と日本語力のミスマッチが問題となる。東京都江東区で家族と避難生活を送るハンナ・ポジダイェヴァさん(51歳)は日本語が堪能で、大手家具メーカーで夫とともに働いている。夫はウクライナで弁護士だったが、日本語ができないため同じ職に就けず、現在は必死に勉強中だ。

娘たちは日本語学校とウクライナの高校のオンライン授業を両立している。生活支援の終了に不安はあるが、ポジダイェヴァさんはウクライナの家を売り、日本での永住を決意した。戦争が終わってもウクライナ経済の回復は不透明で、日本で新しい人生を築く方が現実的だと考えている。
タグ
ウクライナ

「ウクライナ」を含むニュース記事一覧

公開日
記事のタイトル
タグ