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「早朝5時半にマイクロバスが4台、とんでもない数の警官が...」大捕り物となった茨城県大洗町《インドネシア人29人摘発》当日の様子

公開日
2025-02-20
メディア
現代ビジネス
記事要約
茨城県大洗町で2024年7月、不法滞在していたインドネシア人29人が摘発された。早朝5時半、50人以上の捜査員がマンションに突入し、オーバーステイの住民を次々に連行した。このマンションの元社長は、不法滞在者を住まわせたとして昨年10月に書類送検されており、「空室を減らすためだった」と供述している。

不法滞在者の多くはブローカーを介して入居しており、その中心人物とされる「K」は2022年頃から外国人を斡旋し、家賃を集める役割を担っていた。しかし、家賃の未払いトラブルが頻発し、社長は「ビザの確認をしていなかった」と釈明している。事件後、日本人住民の退去が相次ぎ、マンションの空室も増加した。

大洗町では不法滞在が根深い問題となっており、2023年には茨城県の不法就労者が全国最多の2748人に達した。地元の水産加工業者も過去に「身分を明かさず働き口を求める外国人」に声をかけられたことがあり、町には移民ブローカーが多数存在するとみられる。NPO関係者によると、日系人ブローカーが母国から労働者を呼び寄せ、紹介料を得る仕組みが広がっているという。
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不法残留,不法就労

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2024-06-28
不法就労,不法残留,退去強制,短期滞在