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シリア男性を難民認定判決　「迫害の恐れ」名古屋地裁

公開日: 2024-05-10
メディア: 共同通信
記事要約: 名古屋地裁は、2019年に来日したシリア国籍の30代男性に対し、日本政府に難民認定をするよう命じる判決を下しました。男性は兵役に就かず反政府運動に参加しており、帰国すれば迫害を受ける恐れがあると認定されました。裁判所は、男性が帰国後、逮捕・拘禁され過酷な扱いを受けたり、兵役に強制されて戦争犯罪に関与させられる可能性があるとし、「政治的意見に基づき迫害を受ける恐れがある」と判断しました。シリア人に対する難民認定はこれまでにもあったものの、代理人弁護士によると、この判決は全国で初めてのケースです。
タグ: 難民認定,裁判