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「私の幸せは人を助けること」 来日33年のエリザベスさん、異国の地で「難民申請者」らの心支え

公開日
2024-03-26
メディア
弁護士ドットコム
記事要約
エリザベス・アルオリウォさん(通称エリザベス)は、ナイジェリアから女性性器切除(FGM)の強制を逃れて来日し、仮放免者として活動している人物です。彼女は日本での収容施設や刑務所に収容された外国人を支援し、特に難民申請者や不法滞在者のために尽力しています。エリザベスさんは、教会での活動を中心に、品川、牛久、小菅、横浜などの入管や刑務所を訪れ、面会やサポートを行っています。彼女の活動はメディアで取り上げられ、支援者による署名活動や地方自治体からの請願が行われるなど、注目を集めています。

彼女自身も2011年と2016年に入管に収容された経験があり、その経験を通じて他の収容者の支援活動に深く関わるようになりました。特に東日本大震災の際、牛久の収容施設で被災し、収容者と職員を励ましたエピソードもあります。

エリザベスさんの生活は非常に質素で、仮放免者として自由が限られた中で活動しています。彼女は昼食を取らず、夜だけ食事をとりながらも、多くの支援を提供し続けています。自身のことは後回しにし、人々のためにできることを常に考え、行動している姿勢が強調されています。
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在留特別許可,難民認定,仮放免

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