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【迫り来る滞在期限】過渡期に直面する林業の外国人技能実習生の現実

公開日
2025-01-30
メディア
テレ朝News
記事要約
日本の林業現場では、人口減少に伴う働き手不足が深刻化しています。高知県は森林率が全国1位ですが、林業の人手確保が課題となっており、外国人技能実習生の受け入れが期待されています。丸和林業株式会社では、ベトナムからの技能実習生が活躍していますが、制度転換期にあたるため、いくつかの問題が発生しています。

2024年には、技能実習制度が「育成就労制度」に転換され、外国人を長期間育成することを目的とした新制度が導入されますが、現行の技能実習生は1年の滞在期間制限があり、長期就労が難しい状況です。クックさんというベトナム出身の技能実習生は、滞在期間延長を目指して「技能実習2号」の試験を受けたかったが、試験日が滞在期限後に設定されており、帰国を余儀なくされる状況にあります。

また、技能実習生の失踪問題も深刻で、2013年度には過去最多の9700人が失踪しました。これを受けて、政府は技能実習制度を改正し、3年以上の滞在を可能にする新制度を2024年に導入しました。この変革により、長期的に働き続けたい外国人労働者にとっては、より安定した環境が提供されることが期待されています。

企業側は、真面目に働く外国人技能実習生を支援し、制度の変化を乗り越えながら、外国人労働者と共に持続可能な林業を支えていくことを目指しています。
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技能実習,育成就労

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