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人材獲得競争の新たな切り札?…ガーナから鹿児島へ初の技能実習生 アフリカからの受け入れはわずか0.01%

公開日
2024-07-29
メディア
南日本新聞社
記事要約
鹿児島県志布志市の監理団体「エーアンドエフ事業協同組合」は、初めてガーナ人技能実習生を受け入れました。これは、現地に送り出し機関を設立し、ガーナ政府の推薦状を得たことで実現しました。円安により日本の賃金が相対的に下がり、人材獲得競争が激化する中、ガーナが新たな技能実習生の確保先として期待されています。

受け入れた実習生はモハメド・オスマンさん(24)で、昨年ガーナで日本語を学び、選ばれた約10人の中の一人です。7月13日に来日し、志布志市で交通ルールや労働関係法について学び、8月から都城市の企業で左官の実習を始めました。オスマンさんは「日本に行きたいと思っていた」と語っています。

鹿児島労働局によると、県内の技能実習生は2022年10月末時点で6264人おり、ベトナムとインドネシアが大部分を占めています。ガーナ人実習生はこれまで入国しておらず、アフリカからの入国者は全体の0.01%未満です。円安の影響で日本が選ばれづらくなっている中、エーアンドエフ代表はガーナを新たな確保先として注目し、約50人が日本語を学んでいると述べました。
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2024-03-22
技能実習,在留外国人数