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結核が若者の間で増えているワケ 空気感染し死亡リスクも高…撲滅を目指す米国とそうではない日本

公開日
2025-01-30
メディア
ヨミドクター
記事要約
日本は結核の罹患率が低くなり、現在は「低まん延国」とされていますが、若者層では結核患者が増加しています。特に、外国生まれの患者が多く、働き盛りの若い人々が感染源となるリスクがあります。これを受け、厚生労働省は「入国前結核スクリーニング」を実施し、特に感染者が多い国からの入国者に胸部レントゲン検査を義務付けています。しかし、検査で結核発病の有無を「証明」することはできず、発病前でも潜伏している可能性があります。結核は潜伏期が長く、入国後に発病することもあります。日本の対策は一定の効果がありますが、国内での結核の発症や感染拡大を防ぐことも重要で、再流行を避けるための強化が必要です。また、結核は撲滅を目指すべき感染症であり、アメリカなどでは積極的に治療が行われている一方、日本では「低まん延国」維持を目標としており、結核ゼロを目指す明確な政策は欠けています。
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