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育成就労、27年にも開始 技能実習法を改正へ

公開日
2024-03-28
メディア
福祉新聞
記事要約
政府は、外国人技能実習制度を廃止し、新たに「育成就労」を創設する改正法案を閣議決定しました。新制度では、技能実習生が1~2年働いた後、一定の要件を満たせば転職が認められます。これにより、低賃金や劣悪な労働環境の問題を改善し、労働力の確保と人材育成を目的とします。育成就労の在留期間は原則3年、最長5年となり、受け入れ分野は特定技能と同様です。

改正法案により、監理団体は「監理支援団体」に改め、外部監査人の設置が義務化され、外国人育成就労機構も新たな業務を担当します。また、不法就労に対する厳罰化や、永住許可の取り消し基準の見直しも行われ、在留カードはマイナンバーカードと一体化することが可能になります。この新制度は2027年に施行予定です。
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