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【特集】深刻な人手不足…介護の現場に“外国人”解消につながるか県内の受け入れは【新潟】

公開日: 2025-04-02
メディア: UX新潟テレビ21
記事要約: 介護業界で深刻な人手不足が続いており、その解決策として外国人の雇用が注目されています。新潟県内では、特に外国人介護士の受け入れが進んでおらず、他県に比べて遅れが見られます。

新潟県弥彦村の特別養護老人ホーム「桜井の里」では、ネパール出身のサムジャナさんが働いており、文化や言葉の違いに苦労しつつも、周囲のサポートを受けながら仕事に慣れてきています。桜井の里は7年前から外国人の採用を始め、現在は27人が勤務。人手不足が深刻化する中、外国人労働者への依存が高まっています。

ただし、外国人の採用にはハードルもあります。例えば、外国人は特定技能1号の資格を取得し、日本語能力や資格試験に合格しなければならないため、長期的な定着が課題となっています。さらに、施設によっては外国人採用に対して経済的な不安や準備不足が障害となり、受け入れが進まないこともあります。

一方で、桜井の里では外国人介護士が働きやすい環境を提供し、定着率を高める努力をしています。外国人を受け入れるための支援体制や生活環境の整備が必要とされており、今後は定着を促進することが重要です。

新潟県内で外国人を受け入れている施設はまだ少数派であり、県内の外国人介護士の数も全国で低い順位にあります。今後、外国人介護労働者の採用と定着を進めるためには、SNSなどを活用して他国の労働者にアピールし、受け入れ体制を整えることが求められています。
タグ: 特定技能,介護