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「難民」から「留学生」、そして「高度人材」へ:シリア人エンジニアが日本で目指していること

公開日
2024-07-09
メディア
nippon.com
記事要約
国際協力機構(JICA)は、シリア難民を対象に「シリア平和への架け橋・人材育成プログラム(JISR)」を実施し、2017年から留学生を受け入れています。このプログラムでは、シリアの若者が日本での1年間の日本語研修を経て、2年間の修士課程を支援します。これまで79人が来日し、その多くが日本企業で活躍しています。

シリア出身のITエンジニア、イスカンダー・サラマさんはJISRの2期生で、現在システム開発会社BonZuttnerのCTOとして働いています。彼はシリアでコンピュータサイエンスを学び、日本で人工知能を研究しながら、シリアのエンジニアにリモートで仕事を提供しています。

BonZuttnerは、難民のスキルを生かすために設立され、イスカンダーさんはシリアのIT人材の育成と日本企業への貢献を目指しています。また、難民女性の就労支援も行い、リモートでアノテーション作業を提供しています。イスカンダーさんは、将来的には日本で難民かどうかに関わらず、能力ある人が働ける環境を整えることを目指しており、母国シリアへの貢献を志しています。
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2024-07-09
<社説>日本の入管政策 共生の理念に逆行する(北海道新聞)
入管政策,入管法,難民認定,永住者.育成就労