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川口クルド人「出稼ぎ」断定報告書問題　日本保守党・島田洋一議員が徹底追及へ「不法移民の対策は厳格化しなければ」…日本に押し掛ける懸念

公開日: 2024-11-27
メディア: 夕刊フジ
記事要約: 埼玉県川口市に多く居住するトルコ系クルド人を巡り、2004年に法務省が行った現地調査の報告書が「封印」されていた問題が、産経新聞の報道を通じて注目を集めている。報告書は、クルド人難民申請者の出身地であるトルコ南部の村々を「出稼ぎ村」と結論づけていたが、この内容が国民に提示されないまま非公開となっていた。

日本保守党の島田洋一衆院議員は、「事実が隠蔽されていた」とし、この問題を国会で追及する意向を示した。彼は、国内在住のクルド人で国際的に認められる難民の基準に該当する人は少ないと主張し、不法移民対策の厳格化を訴えている。

背景には、法務省がクルド人の難民申請者に関する情報をトルコ当局に伝えたとして批判を受け、調査内容を非公開とした経緯がある。また、近年、改正入管難民法が施行されるなど、日本でも不法滞在者への対応が見直されているが、島田氏は法執行の徹底を求めている。

国際的には、ドイツやフランスなどで移民対策の厳格化が進み、島田氏は日本も対応を甘くすべきではないと警鐘を鳴らしている。
タグ: クルド人,難民認定