世界の移民・難民
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アイスランドは移民に言語を学ぶことを望んでいる

公開日: 2024-12-10
メディア: France 24
記事要約: アイスランドでは人口約40万人のうち20%が移民であり、多くがアイスランド語を話せないことが社会的結束に影響を与えると専門家が警告しています。移民は観光業の成長や労働力不足を背景に増加し、雇用率は高いものの、言語の壁が原因でスキルに見合った職に就けないケースが多いです。

一部の企業や機関では、勤務時間中にアイスランド語を学べる機会を提供しており、例えば国会やスーパーマーケット「Kronan」などが取り組みを行っています。しかし、公的な言語教育の資金は限られ、主に難民や失業者が対象となっており、民間の教育機関では受講者が急増し資金不足が課題となっています。

また、アイスランド人が英語を多用する傾向や、自国語を学ぶ意欲を移民に求めにくい文化的要因も統合を妨げる要因となっています。OECDは、移民がアイスランド社会に円滑に溶け込めるよう、より包括的な政策を求めています。
タグ: アイスランド