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人手不足の介護現場に立つネパール人女性「もっと住みたい…ずっと住みたい」“特定技能外国人”働きたい熱意を阻む現実

公開日
2025-01-26
メディア
HBC北海道放送
記事要約
北海道名寄市では、介護人材不足を解消するため、ネパールからの特定技能外国人を受け入れています。シェルパ・ラクパさん(40)は、ネパールから来て「清峰園」で介護職として働いており、コロナ禍で飲食店を手放し、日本語を学んで転職しました。現在、清峰園には9人の外国人介護士が働いており、そのうち7人がネパールから来ています。

シェルパさんは、娘たちを支えるため、名寄市での生活を続けていますが、特定技能1号での在留は最長5年です。その後、介護福祉士の資格を取得しない限り、在留を延長することはできません。しかし、介護福祉士資格の取得は難しく、外国人の合格率は低いため、シェルパさんが日本に残るためには非常に厳しい状況です。

介護業界では今後、労働力不足がさらに深刻化する予想で、外国人労働者の受け入れが重要ですが、特定技能制度の制限により、短期間での労働力確保にとどまっている点に課題があります。日本の制度は、外国人労働者の長期的な活躍をサポートする方向に改革が必要だとの指摘があります。
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特定技能,介護,ネパール

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2024-10-22
在留外国人数,ベトナム,技術・人文知識・国際業務,技能実習,特定技能