世界の移民・難民
関連ニュース

英国の移民料金は2025年4月9日から値上げされる

公開日: 2025-03-25
メディア: Smith Stone Walters
記事要約: イギリス内務省は、2025年4月9日から施行される新しい移民・国籍手続きに関する料金改定を発表しました。多くのビザカテゴリ(労働ビザ、学生ビザ、訪問ビザ、永住権・国籍申請など)の料金が引き上げられることが予想されています。

労働ビザの料金では、例えば、スキルド・ワーカー(3年以下)の申請料が£719から£769に、スキルド・ワーカー(3年以上)の場合は£1,420から£1,519に増額されます。健康・ケア・ワーカーやシニア・スペシャリスト・ワーカーの料金もそれぞれ引き上げられます。

学生ビザの申請料金は、学生ビザが£490から£524、子ども学生ビザも同様に引き上げられ、英語学習のための短期学生ビザも£200から£214に値上げされます。

訪問ビザに関しても、例えば、6ヶ月以内の訪問ビザが£115から£127に、2年間のビザが£432から£475に、5年間のビザは£771から£848に増額されます。また、電子渡航認証(ETA)の料金も£10から£16に変更されます。

永住権(ILR)やイギリス国籍申請(自然化)についても料金が引き上げられ、永住権の申請料は£2,885から£3,029、自然化の料金は£1,500から£1,605に増加します。

スポンサーシップ料金においても、例えば、大規模スポンサーライセンスが£1,476から£1,579に、小規模スポンサーライセンスや学生スポンサーライセンスが£536から£574に引き上げられます。スキルド・ワーカーの証明書(CoS)の料金は£239から£525に、臨時労働者の証明書は£25から£55に増額されます。

なお、プレミアムサービス(ビザ申請やスポンサーシップの迅速な決定を希望する場合)の料金については変更はありません。

これらの料金改定がビジネスに与える影響について、詳細を知りたい場合は、Smith Stone Waltersに問い合わせることが推奨されています。
タグ: 英国