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特定技能制度への自動車運送業追加で外国人ドライバーが増える! タクシー・バス・トラックの人手不足解決策に残る若干の不安

公開日
2025-05-09
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WEB CARTOP
記事要約
特定技能制度は、人手不足が深刻な産業分野において、一定の技能を持つ外国人に就労を認める制度です。自動車業界では、従来の自動車整備分野に加え、2024年から新たに「自動車運送業」も対象分野に加わりました。

これは、労働時間の上限設定などによる「2024年問題」と呼ばれる労働力不足への対策の一環です。これにより、外国人がトラック・バス・タクシーの運転業務に就くことが可能になります。

ただし、特定技能1号として働くには、日本語能力試験や分野別の評価試験、日本の運転免許(第一種または第二種)、さらにはバス・タクシーの場合は研修の修了が必要です。

外国人労働者の導入は人手不足の緩和には役立ちますが、日本の高いサービス水準に達するには時間がかかり、言語の壁などの課題も残ります。また、特定技能1号の在留期間は最大5年に限られており、長期的な人手不足解消にどこまで貢献できるかは不透明です。
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