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Z世代のフランス人女性、約490万円で奈良の古民家を購入する。「3年経っても、まだ夢のようだ」(海外)

公開日
2025-09-06
メディア
Business Insider
記事要約
フランス出身のコリーヌ・アギーレ氏は、24歳で日本・奈良県宇陀市にある築100年以上の伝統的な古民家(約300㎡)を約490万円で購入し、単身で日本へ移住した。高校時代の日本への交換留学がきっかけで、日本の伝統的な家屋に憧れを抱くようになった。

帰国後、写真家として働きながら日本の不動産を調べ、田舎の家が非常に安価であることに気づく。自身の資金ではフランスで家は買えなかったが、日本では夢が実現可能だと判断し、現地を訪れずにオンライン内覧で購入を決意。

移住後は不動産コンサルティング会社を立ち上げ、修復作業も自力で進めている。DIYを楽しみながら、建物の構造をできるだけ維持。現在はヴィンテージ着物のオンライン販売や着物撮影も手がけている。

生活面では、日本語の習得や地元住民との交流に取り組んでおり、地域には意外と多くの外国人も住んでいる。夫とは遠距離生活だが、結婚前から彼に夢を共有していた。

アギーレ氏は、3年間の移住生活を「試しの期間」と捉えつつも、自身の選択に満足しており、今後はクリエイティブな買い手と古民家をつなぐ事業の拡大を目指している。
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