世界の移民・難民
関連ニュース

デンマーク、2026年に移民規制を強化

公開日
2026-01-09
メディア
ETIAS.COM
記事要約
デンマークでは2026年1月1日から移民・在留制度が厳格化され、申請手数料の引き上げ、最低給与要件の上昇、外国人が就労可能な職種の縮小が実施されます。これらは全国一律で適用され、主に非EU国籍者に影響します(EU・北欧市民は原則対象外)。

主なポイントは以下のとおりです。

申請手数料の引き上げ:就労・在留許可、更新、帯同家族の申請を含め、2026年の新料金が新規・更新申請の双方に適用。

最低給与要件の引き上げ:ペイリミット制度等で給与基準が上昇。2026年1月1日以降の申請は最新の賃金統計に基づき審査。

医療職の制限:外国人医師・看護師の新規の一時在留許可を2026年末まで停止(既にデンマークの資格を持つ者等は除外)。

留学生の制約継続:非認可校の非EU学生は、就労、卒業後の就職活動、家族帯同に引き続き制限。

ポジティブリストの縮小:人手不足職種のリスト(高等教育・技能職ともに)が2026年版で減少。リスト外の職は同制度で申請不可。

雇用主・派遣企業の責務強化:更新後の要件に合致する雇用契約・賃金・職務内容の提出が必須。外国企業の派遣も書類要件が厳格化。

審査の長期化の可能性:追加資料の要請により処理期間が延びる場合あり。

ETIAS導入予定:2026年後半に欧州の短期滞在向け渡航認証(ETIAS)が開始予定(就労・就学・長期滞在は別途許可が必要)。

一方、既存の在留・就労許可保持者は、同一条件での更新であれば、必ずしも新給与基準が自動適用されない場合があります。家族帯同は継続可能ですが、手数料は引き上げられます。

当局は、2026年の申請前に公式情報を十分確認し、職種・給与・書類が新基準に適合していることを確保するよう、申請者・雇用主に注意喚起しています。
タグ
デンマーク