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(朝日新聞)公園を埋めたイラン人はなぜ消えた? 帰国後も続いた日本への思い

公開日
2026-07-12
メディア
朝日新聞
記事要約
1990年前後、日本はバブル景気による人手不足、イランはイラン・イラク戦争終結後の景気低迷という状況が重なり、査証免除協定もあったことから4万人以上のイラン人が来日した。成功者の口コミや日本への親近感も来日の後押しとなり、週末には代々木公園などが交流や情報交換の場として賑わった。

当時の日本社会では、イラン人は見た目の特徴から実際以上に目立つ存在と受け止められ、一部の犯罪報道が偏見を強めた。しかし、多くは町工場などで真面目に働き、日本語を学び、日本人の雇用主や同僚と深い信頼関係を築いた例も少なくなかった。

その後、1992年に査証免除協定が停止され、不法滞在の取り締まりも強化されたことで新規流入は止まった。さらに、もともと短期間の出稼ぎを目的とする既婚者が多く、家族との再会を理由に帰国する人が半数を占めたため、日本でのイラン人ブームはわずか2~3年で急速に終息した。
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