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家族は軍の犠牲に…ミャンマー人女性「希望届けられた」難民認定に涙

公開日
2024-02-22
メディア
朝日新聞
記事要約
愛知県内で働くミャンマー人女性、ミィンミィンエィさん(27)は、2023年9月に日本で難民認定を受けました。ミィンミィンエィさんは、ミャンマーの北部ザガイン管区出身で、2019年に技能実習生として来日しました。2021年の国軍によるクーデター後、民主化を求める活動を行い、SNSを通じて仲間を増やしましたが、2022年8月に母と弟が国軍による攻撃で命を落としました。家族が狙われたのは自分の反対活動が原因だと感じ、再び活動を続けました。

彼女は特例的な在留資格で日本で働き続けていましたが、2023年9月に難民申請を行い、1次審査で認定されました。入管に向かう際、民族衣装の「タメイン」と国を象ったブローチを身に着け、母を思いながら認定を願っていました。認定を受け取ると、喜びと安堵がこみあげ、他の難民申請者にとって希望となることを願いました。

2022年の難民認定者は過去最多の202人で、ミャンマーは26人で、アフガニスタンに次いで2番目に多かったものの、全体の難民認定率は約2%と依然低い水準にあります。
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2024-07-09
<社説>日本の入管政策 共生の理念に逆行する(北海道新聞)
入管政策,入管法,難民認定,永住者.育成就労