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【解説】東京・江戸川区はなぜ国内最大の“リトルインディア”となったのか?区の取り組みと実態を取材!

公開日
2025-05-03
メディア
FNNプライムオンライン
記事要約
東京都江戸川区は、在留インド人の人口が全国最多の7,702人となり、特に西葛西地域には多くのインド人が暮らしている。2000年問題を契機にIT人材が来日し定住し始めたのが発端で、都心へのアクセスの良さや既存のコミュニティの支援も定住を後押ししている。

区は昨年12月、在日インド商工協会と国内初の包括連携協定を結び、インドとの経済・文化交流を通じた地域活性化を目指している。このような外国人受け入れと経済振興を結びつける手法は他自治体にとっても参考になる取り組みである。

当初は生活マナーに関する苦情もあったが、地域による啓発活動で改善されつつある。区の調査では、外国人の生活上の困りごととして「病気やケガ」「日本語の不自由さ」が挙がり、日本人との交流が少ない一方、「友達になりたい」と考える声も多い。

区は今後、日本語支援や交流イベントを中心に多文化共生を進める方針で、昨年10月には多文化共生センターを開設。将来的には区民の5人に1人が外国人となる見通しの中、共に生きる街づくりを推進している。
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