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ウィシュマさん入管死訴訟、12月からの証人尋問は医師4人に 担当医の“後悔”も焦点か

公開日
2025-09-04
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Yahoo ニュース
記事要約
名古屋入管で死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの遺族が国を訴えている裁判の第19回口頭弁論が、2025年9月3日に名古屋地裁で開かれました。

裁判長は証人として、収容中に診療した非常勤医師・新美岳医師と、原告・被告双方が依頼した3人の医師を採用し、12月から1月にかけて尋問を行うとしました。新美医師は陳述書で、当時は重篤な所見はなかったとしつつ「血液検査を早めれば良かった」と後悔を記していました。

一方、原告側は「医療ミスで幕引きされることを望まない」とし、入管局長や職員らの尋問を改めて求めました。妹のワヨミさんは法廷で「誰も助けようとしなかった」と訴え、職員らも責任を問うべきだと主張しました。

次回期日は12月4日に予定されています。
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被収容者等の人権,裁判

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