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マフムード氏の新規則は難民を過酷な不確実性の状態に置くことになる

公開日
2026-03-08
メディア
The Guardian
記事要約
英国のマフムード内務大臣が導入を進める、難民認定を恒久的ではなく一時的な保護(約30カ月ごとの再審査)にする新制度について、読者から批判の声が寄せられている。

主な懸念は次の通り。

難民条約への適合性だけでなく、人道的・道義的責任にも反する可能性がある。

在留資格が30カ月ごとに見直されるため、難民は住宅ローン、就職、教育など長期的な生活設計ができず、不安定な状態に置かれる。

政府はこの政策を「難民を呼び寄せる要因(プル要因)を減らすため」と説明しているが、実際には難民は英国に家族やつながりがあるため来る場合が多いと指摘されている。

すでに難民申請の審査は1年以上かかっており、再審査を増やすことは行政能力的にも非現実的で費用も増大する。

不安定な立場に置かれた人々が非正規化や搾取のリスクにさらされる可能性もある。

また、英国は歴史的にユグノー、ベトナム難民、ウガンダ系アジア人、シリア人、ウクライナ人など多くの難民を受け入れてきた国であり、今回の政策は従来の英国の価値観や労働党の理念と矛盾するとの批判もある。

全体として、今回の政策は政治的アピールを優先したもので、人道的・社会的影響を十分考慮していないと指摘されている。
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