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スウェーデンは、家族が国内に留まっている10代の移民の強制送還を停止した。

公開日
2026-03-09
メディア
InfoMigrants
記事要約
スウェーデン政府は、家族移民制度の見直しを進める間、未成年の移民の強制送還を一時停止すると発表した。背景には、親は滞在を認められているのに、18歳になった子どもだけが送還されるケースが相次ぎ、強い批判が出ていたことがある。スウェーデン移民庁は、制度改革の可能性を踏まえ、こうした「ティーンエージャー送還」の手続きを当面停止している。

政府は、スウェーデンで言語を学び、学業や仕事に取り組んで社会に貢献している人に、将来を築く機会を与える家族移民制度の改革を目指すとしている。一方で、2021年以降は庇護申請者の子どもにも一時的な滞在許可しか与えられず、再申請が必要となるなど、移民政策は全体として厳格化されている。また2023年には就労ビザの賃金要件も大きく引き上げられた。

クリステション首相は、政権の基本方針である厳格な移民政策は維持すると強調しつつ、今後は既に付与された永住許可を見直し、場合によっては一時的許可へ変更できるかどうかも検討する方針を示している。
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