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なぜインドカレーの店にネパール人経営が多いのか?「カレー移民の謎」室橋裕和さんインタビュー

公開日
2024-04-27
メディア
好書好日
記事要約
日本の「インドカレー店」には、多くのネパール人が働いていることが一般的になっていますが、その背景にはネパールの歴史的経緯や経済事情、ビジネスモデルが関係しています。ネパールのバグルン地域出身の人々が、インド経由で日本に進出し、日本でインドカレー店を運営するケースが多いとのことです。こうした「インネパ」店は、ネパール人が日本人に好まれるメニューを提供することで成功を目指しています。

しかし、日本で生活するネパール人やその子供たちは、教育や言語の問題で苦労することも少なくありません。また、同胞間での搾取や孤立などの課題も抱えており、日本社会における多文化共生の難しさが浮かび上がります。著者は、これらの現実を多くの人に理解してもらいたいと述べ、日本のネパール人社会が身近に感じられるよう願っています。
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