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(プレジデントオンライン)「世界最高の雪」に外国人マネーが殺到した悲惨な結果…ニセコ・白馬・妙高で起きている"ニセコ化"の光と影

公開日
2026-05-16
メディア
プレジデントオンライン
記事要約
北海道・ニセコや長野県白馬村、新潟県妙高市などの日本のスキーリゾートでは、世界的に人気の高い「パウダースノー」を求めて外国人観光客や海外資本が急増し、地域社会に大きな変化が生じている。ニセコでは地価が5年で70%上昇し、物価高や住宅価格高騰によって地元住民が生活圏から押し出されつつある。外国人観光客は消費額が大きく、観光業にとって重要な収入源となっている一方、騒音やマナー問題も深刻化している。

白馬村では、迷惑行為への苦情増加を受け、騒音や深夜の花火などに対して最大5万円の罰金を科す条例を導入した。また、北海道のバックカントリー遭難者の8割以上が外国人であるなど、安全面の問題も浮上している。妙高では外国資本による旅館や店舗の買収が進み、冬だけ営業する「季節営業」の温泉街へと変化し、地域コミュニティとの断絶も問題視されている。

背景には、日本人スキーヤーの大幅減少と地方リゾートの衰退がある。スキー人口は1993年の1860万人から2023年には460万人まで減少し、多くのスキー場が閉鎖された。そのため、地方リゾートは外国人観光客や海外資本への依存を深めている。政府もインバウンド観光を成長戦略の柱と位置づけ、2030年に訪日客6000万人を目標としている。

一方で、外国人による土地取得や投機的購入への不安も高まっており、法務省は国籍確認制度や土地取得規制の見直しを進めている。ただし、人口減少と地域経済の衰退という根本問題がある中、単純な外国人規制だけでは解決できず、海外資本と地域社会の共存をどう実現するかが課題となっている。
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