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(Le Monde)フランスと英国が「一人入国したら一人出国させる」移民協定を延長

公開日
2026-06-03
メディア
Le Monde
記事要約
フランスと英国は、不法入国した移民を対象とする「ワン・イン、ワン・アウト(1人受け入れれば1人送還)」制度を2026年10月1日まで延長することで合意した。この制度は2025年9月に開始され、英国に到着した移民のうち滞在権が認められない者をフランスへ送還する一方、フランスは同数の難民認定の可能性が高い移民を英国へ合法的に移送する仕組みである。

フランスの欧州担当相バンジャマン・アダッド氏によれば、2026年5月1日時点で606人が英国からフランスへ送還され、英国は588人を合法的に受け入れた。英国への家族関係を持つ者や、人身密輸業者の被害を受けやすい国籍の人々が優先される。

フランス北部沿岸は長年、英国を目指す移民の出発地点となっており、多くの人が密航業者に高額な費用を支払い、小型ボートで英仏海峡を渡ろうとしている。2025年には4万1,000人以上が英国南部に到着し、統計開始以来2番目に多い水準となった。

英国では、移民流入の抑制を求める声が強まっており、首相の Keir Starmer 政権は対応を迫られている。また、英仏海峡横断は依然として危険であり、2025年には少なくとも29人、2026年もこれまでに8人が渡航中に死亡している。
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