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昔の面影がなくなった大阪「黒門市場」…インバウンド価格で“儲け主義”に走った先に訪れる未来

公開日
2024-09-09
メディア
週刊SPA!
記事要約
日本の物価高騰に伴い、国民の節約志向が高まる中、訪日外国人観光客は高額な買い物や食事を楽しんでおり、日本経済に貢献しています。2024年には訪日外客数がコロナ前を上回り、消費額も増加していると報告されています。特に2024年4~6月の訪日外国人旅行消費額は2兆1370億円に達し、中国、アメリカ、台湾が主要な消費国となっています。

観光施設や飲食店は外国人向けの高級メニューを用意し、特に高級食材の消費が目立っています。例えば、大阪の黒門市場では外国人観光客をターゲットにした店舗が増え、地元客が訪れにくい状況にあります。また、日本食が海外で人気を博していることも観光客増加の一因です。

一方で、訪日外国人観光客の増加にはオーバーツーリズムの問題も伴い、地域住民からの苦情や環境への悪影響が指摘されています。経済の活性化と伝統文化の保護のバランスを取ることが今後の課題となっています。
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