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留学生の学外勤務時間が正式に週24時間に増加

公開日
2024-12-03
メディア
MLT Aikins
記事要約
2024年11月8日から施行されるカナダの移民・難民保護規則の改正により、全日制の留学生は別途就労許可を取得することなく、キャンパス外で働くことができるようになります。この変更は、留学生がカナダでの生活費を補う手助けを目的としており、留学生が働くためにはいくつかの条件を満たす必要があります。具体的には、留学生は指定学習機関(DLI)に全日制で在籍し、学位、ディプロマ、または証明書を取得するプログラムに参加していることが求められます。また、学生は社会保険番号(SIN)を取得し、学業を継続していることが必要です。これらの条件を満たさなくなると、留学生は働くことを停止しなければなりません。

雇用主は、留学生が合法的に働ける状態にあるかどうかを確認する責任がありますが、学業許可証だけでは不十分で、留学生の学業プログラムの終了予定日も確認する必要があります。さらに、改正により、卒業後の就労許可(PGWP)や学業許可証の有効性に関する規定が強化されました。留学生が指定学習機関を変更する場合、変更前に新しい学業許可証が必要であり、指定学習機関に在籍していない場合、学業許可証は無効となります。これらの変更は、カナダの連邦および州の規定に準拠した正当な学習機関に通う学生に対して学業許可証を発行し、規定に違反する学習機関への対応を強化することを目的としています。
タグ
カナダ