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「私は犬じゃない」出された食事に、ミサキは徐々に追い詰められた…入管で潰えた「日本が好き」〈収容所日記①〉

公開日: 2025-01-02
メディア: 東京新聞
記事要約: ミサキ(仮名)は、ブラジルの孤児施設で育ち、日系人夫婦に引き取られて12歳で日本に渡ったが、専門学校を退学後、在留資格を失い、2024年8月に東京入管に収容された。3ヶ月後、2024年11月8日に強制送還され、ブラジルに帰国したが、サンパウロの空港で困窮し、身寄りもなく途方に暮れていた。

ミサキは東京入管での厳しい生活に追い詰められ、食事やプライバシーの欠如、持ち物検査などの苦しい状況を日記に綴った。食事は冷めており、味もなく、空腹に苦しみ、精神的にも限界に達していた。特にやることがない毎日の繰り返しが彼女を追い詰め、孤独感や絶望感を感じていた。

また、入管での体験は、他の被収容者と同様に非常に厳しく、外部との連絡手段が限られ、面会も少なく、支援を受ける余裕もなかった。ミサキの苦しみは、日本への帰国を望むほどだったが、最終的にブラジルに戻り、支援施設も見つからず、再び困難な状況に直面していた。

入管の関係者は、食事や生活条件についての説明を行ったが、ミサキの体験からは過酷な状況が浮き彫りとなった。
タグ: 退去強制

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