世界の移民・難民
関連ニュース

ICEに止められた場合、人々はどのような基本的権利を持つのか?弁護士が解説

公開日
2025-03-30
メディア
LAist
記事要約
現在、アメリカ合衆国では多くの非市民が不安を感じています。トランプ政権の初期には、合法的な永住者やビザ保持者が移民局(ICE)により拘束され、強制送還されるケースが増加しています。最近では、タフツ大学のトルコ出身の大学院生ルメイサ・オズトゥルク(30歳)が、学生ビザで合法的に滞在しているにも関わらず、移民当局に拘束される事件が報じられました。彼女はルイジアナ州の収容所に送られました。

米国国務長官マルコ・ルビオは、大学キャンパスでのパレスチナ支援活動に対して学生ビザを取り消す方針を示し、300件以上のビザが取り消されたと述べました。

ナショナル移民法センター(NILC)の副社長ラハ・ワラ氏は、移民が拘束された場合でも憲法によって保障された権利があることを強調しました。拘束される場合、「私は拘束されていますか?」と尋ねることで、自分の権利を確認することができると述べています。また、ICEやその他の移民関連の法執行機関に対しては、自己の移民ステータスを話さなくてもよく、冷静に対応することが求められます。

グリーンカード保持者(永住権保持者)は、米国市民とほぼ同じ権利を有しており、現政権はその権利を侵害しているとも言われています。ワラ氏は、米国土内にいる限り、どのような移民ステータスであっても憲法上の権利を持っていると強調しています。
タグ
米国

「米国」を含むニュース記事一覧

公開日
記事のタイトル
タグ