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「6割は利益…」インド人を競馬牧場に紹介するエージェント業の「おいしすぎる」実態

公開日
2026-01-09
メディア
ダイヤモンドオンライン
記事要約
北海道日高地方の競馬牧場では、インド人が「乗り役」として増加しており、牧場と外国人労働者をつなぐエージェント業界も拡大している。エージェントの業務は、候補者選定から在留資格(主に特定技能)の申請書類作成、証明書送付、来日後の在留カード手続き支援まで多岐にわたり、さらに病気・けが・人間関係など生活や就労上のトラブル対応も担うなど負担が大きい。

一方で、紹介料(例:1人25万円)や月額管理料(例:1人1万5千円〜3万円)など収益性も高く、元役員の証言では利益率が高い「おいしい仕事」になり得る実態が語られる。牧場主側からマージン要求を受けるなど、業界内の力関係や不透明さも描かれている。ホースマン側も、語学力や生活力がある人は「エージェント不要」として自立し、手数料分を賃金に回す例が増えている。

また、生産牧場側では育成牧場に比べ外国人を受け入れにくい事情があり、ある牧場主夫妻は在留資格「技術・人文知識・国際業務(技人国)」の職種項目にある「獣医学」に着目して外国人を受け入れた。さらに仲間の牧場を支援するため、有料職業紹介事業許可を取得し、紹介事業を本格化させた。

しかし海外エージェントの中には、不誠実な情報提供や高額手数料徴収など「ぼったくり」的な例もあり、牧場側は契約見直しを余儀なくされる。新たに「金儲けの道具にしない」とする教育者タイプのエージェントと契約し、迅速な人材確保につながった例も紹介される。結局、エージェント業界は善悪混在であり、外国人側を搾取する仲介や、牧場主の長時間労働容認・不適切な言動が外国人労働者を苦しめる現実も浮き彫りになっている。
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