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「苦しめて本国へ帰るようにしているとしか思えません」...日本政府が「行くあてのない外国人」に行っている対応の「現実」

公開日
2024-04-06
メディア
現代ビジネス
記事要約
大澤優真さん(31歳)は、「一般社団法人つくろい東京ファンド」と「NPO法人北関東医療相談会」を中心に、在留資格を持たない外国人の生活支援を行っている。日本の難民認定率はわずか2%で、多くの外国人が日本に留まるために苦境に立たされている。仮放免となった場合、働くことも社会保障も受けられず、生活は困難を極める。

彼らの多くは政治的迫害や生命の危機を逃れて日本に来ており、困窮の中でも故国に戻ることはできない。大澤さんは、難民申請が却下されると就労不可となる現状に対し、就労を認めて税金を支払うことで日本社会に貢献できると主張している。しかし、日本政府は難民申請者を厳しく管理する一方で、技能実習制度の改正を進め、外国人労働力を求める矛盾した姿勢を見せている。

さらに、2024年には外国人の永住資格も不安定化する可能性が示され、人口減少に直面する日本において、外国人の受け入れ方針が課題となっている。大澤さんは外国人が日本社会の一員として生活できるよう支援を続けているが、支援活動は寄付に依存し、運営の厳しさが増している。
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難民認定,仮放免

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