入管・在留関連ニュース

〈「日本から学びたい」中国人経営者〉日本でMBA取得が広がる理由、垣間見える日中ビジネス潮流の変化

公開日
2024-10-04
メディア
Wedge
記事要約
桜美林大学新宿キャンパスに設置された「中国語MBA(経営学修士)プログラム」は、2019年に開設され、特に中国人経営者の関心を集めている。プログラムでは、日中ビジネスや経営ガバナンス、事業継承に関する授業が中国語で行われ、2024年度には19人の中国人学生が入学予定である。

雷海涛教授は、プログラムの特色として、中国人経営者が日本の持続可能な企業や人材育成を学ぶ機会を提供していると説明。学生の目的は、キャンパスライフを楽しむこと、MBAの学位取得、他の経営者との交流である。また、桜美林大学は創立者の清水安三氏の北京との関わりから、中国と親和性が高く、少子化に対する生き残り戦略として中国語MBAを開設した。

最近のトレンドとして、中国から日本へのビジネス流入が進んでおり、日本の経験から学びたいという経営者が増えている。中国国内の事情として、MBA取得が難しい状況があり、多くの経営者が海外での学びを選ぶ傾向が見られる。桜美林大学の学費は、約270万円で、中国の大学に比べて格安であり、生活環境の良さも魅力となっている。今後も日本などでMBAを取得する中国人経営者が増加する見込みである。
タグ
中国,在留資格

「中国,在留資格」を含むニュース記事一覧

公開日
記事のタイトル
タグ