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クルド人男性が4年間かけ資格試験に合格 在留資格なくても「日本の役に立てば認めてもらえる」と信じて…

公開日
2024-11-04
メディア
東京新聞
記事要約
日本生まれの外国籍の子どもに対し、出入国在留管理庁は約8割の212人に特例で「在留特別許可」を与えましたが、救済されていない家族も存在します。特に、クルド人の男性は、廃棄物処理の資格試験に合格するために努力しており、その結果が在留資格の取得につながることを期待しています。彼は、仮放免状態で就労が許可されず、難民申請も退けられていますが、娘のために日本での生活を前向きに考えています。

男性の家族は、昨年成立した改正入管難民法に基づき、日本生まれの子どもには在留許可が出されましたが、彼の長男は対象外となっています。長男は生まれてからずっと日本に住んでいますが、彼らは「退去強制令書」の対象にはならず、同様の状況にある他の子どもたちも救済されていません。弁護士は、入管の判断に依存するこの不均衡な状況を批判し、国に早急な許可を求めています。男性は、許可が出ないことに疑問を持ちながらも、自らの努力を続けています。
タグ
在留特別許可,在留資格,クルド人,仮放免,退去強制