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在留資格ないスリランカ人親子に初の在留特別許可茨城

公開日: 2023-11-17
メディア: NHK
記事要約: 政府は、日本で生まれ育ったが在留資格がない外国人の子どもに対し、一定の条件を満たせば「在留特別許可」を与える方針を示しており、茨城県内に住むスリランカ人の親子に初めて許可が出されました。対象となるのは、日本で生まれた小学生から高校生の外国人の子どもで、親に重大な犯罪歴がないなどの条件を満たせば、滞在を認めるというものです。

この親子は、両親が2012年に技能実習生として来日し、その後難民申請をしたが認められず、在留資格を失っていました。許可を受けたことで、親の就労や健康保険加入、公立高校への入学が可能になり、生活の制限が大幅に緩和される見通しです。

全国には在留資格のない18歳未満の子どもが約200人おり、その7割から8割が条件を満たすとされています。政府は現在、適用対象者の確認作業を進めています。
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