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日本生まれのペルー国籍姉弟に「在留特別許可」 退去命令から12年

公開日
2024-02-19
メディア
朝日新聞
記事要約
大阪府のペルー国籍の大学生姉弟(22歳の姉と20歳の弟)が、在留資格を持たずに長年不安定な状態で過ごしていたが、2024年1月16日、法務省から在留特別許可(在特)が認められた。姉弟は12年前に強制退去を命じられ、その後仮放免の状態で暮らしてきたが、今回の在特によりようやく自由な生活を取り戻した。

姉は大学卒業を控え、就職先に報告し、旅行や府外への移動も可能になった。弟はアルバイトを始める予定で、両者は在留資格を「留学」に変更し、就労資格への変更を申請中。

姉弟が受けた在特は、母親が不法入国したため当初対象外とされていたが、法務省が「個別の事情」を考慮して特例措置を取ったと見られる。母親は依然として在特を受けていないが、支援団体は今後も家族が分離されないよう支援を続ける方針。
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在留特別許可,仮放免

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