入管・在留関連ニュース

日本に増える「ガチ中華」、中国人オーナーにエリートの飲食未経験者が多い納得の事情

公開日: 2024-12-19
メディア: ダイヤモンドオンライン
記事要約: 近年、日本では「ガチ中華」や「ディープ中華」と呼ばれる本格的な中国料理店が増加している。これらの店は、日本人がイメージする中華料理とは異なり、中国の地方家庭料理を提供しており、主に在日中国人をターゲットにしているが、日本人にも支持されている。この現象の背景には、日本に移住する中国人の増加がある。2024年6月時点で在日中国人は約84万人に達し、その多くが「経営・管理」の在留資格を持ち、飲食業などのビジネスを営んでいる。

特に飲食店経営を選ぶ中国人が多く、その理由としては、飲食業が比較的参入しやすく、自国の料理でアイデンティティを活かせる点が挙げられる。例えば、大阪で経営されているワンタン専門店「老季饂飩舗」や焼き小籠包専門店「陶然軒」の経営者たちは、飲食業経験がないにも関わらず、日本の食文化や地域社会とのつながりを大切にし、SNSなどを活用して成功を収めている。

中国から日本に移住した理由は、主に子どもの教育環境や治安の良さが決め手となっており、生活における困難を乗り越えながら、家族一丸となって新しい生活を築いている。また、これらの経営者たちは、品質や新鮮さにこだわり、お客様の満足を最優先に考えており、日本社会に溶け込みつつ自らの経済活動で貢献している。
タグ: 経営・管理,中国