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日本の高校で中国人留学生が増え続ける仰天事態

公開日
2024-05-18
メディア
東洋経済オンライン
記事要約
中国から日本の中学校や高校への留学が増加している背景には、主に中国の教育環境の悪化と日本の少子化があります。特に、高校生の受け入れが多く、寮を備えた地方の高校では中国人留学生が増え、全体の学生数の大きな割合を占めています。例えば、千葉県鴨川市の鴨川令徳高校では、学生の約50%が中国人留学生であり、他の学校でも中国人の比率が増加しています。

中国の教育システム、特に過度な競争や「中考分流」などが原因で、多くの中国人保護者が子どもを海外に送り出しており、日本はその受け皿となっています。日本での留学は、特にアメリカよりも費用が安く、円安も影響して、日本が選ばれる要因となっています。多くの留学生は日本の大学に進学し、日本語の能力に関わらず受け入れを進める学校もあります。

一方で、留学生の増加に対しては、日本の高校での教師の負担や学力問題などの懸念もあります。過剰な留学生の受け入れが学校の運営に影響を与える可能性があり、バランスを取る必要が指摘されています。
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