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韓国やオーストラリアでもなく…外国人材が円安・ニッポンで働く“現実的なワケ”

公開日
2025-02-15
メディア
NEWSポストセブン
記事要約
日本経済は外国人労働者なしでは成り立たず、政府もその必要性を認識し、外国人材の受け入れを推進している。しかし、円安の影響で日本の魅力は低下し、アジア人の間では韓国やオーストラリアの方が人気が高まっている。

それでも日本が選ばれる理由の一つは、永住資格を取得しやすい点にある。他国では高学歴や特殊なスキルが求められるが、日本では「特定技能1号」を取得すれば学歴要件なしで就労でき、「特定技能2号」に昇格すれば家族の帯同も可能になり、事実上の永住権が得られる。この制度は、特に母国に帰れない事情を持つ人々にとって魅力的である。

一方で、日本で働く外国人全員が永住を目指しているわけではなく、より高い収入を求めて他国へ移る者も多い。それでも、日本人が敬遠する職種において外国人材の受け入れが不可欠であり、全国の首長の調査でも受け入れに前向きな姿勢が急増している。結果として、日本社会全体で「外国人労働者の受け入れは避けられない」という共通認識が広がっているのが現実である。
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