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在留特別許可の申請、過去11回不許可　「今度こそ」　子どもへの特例、アフリカ人女子高生一家が申請

公開日: 2023-08-28
メディア: 東京新聞
記事要約: アリスさん(仮名、15歳)は日本で生まれ育った在留資格のないアフリカ出身の高校生で、家族全員での在留特別許可を東京入管に申請しました。これまで11回申請を試みましたが、すべて却下されていました。アリスさんは、将来薬剤師として人々を助けたいという夢を持ち、「在留資格があれば夢をかなえられる」と話しています。

アリスさんの父親は以前、日本で永住権を持っていましたが、2011年に酒気帯び運転で有罪判決を受け、その後、葬儀のためにアフリカに渡航し、帰国時に有罪判決を申告せず入管法違反となり、永住権を取り消されました。父親は「有罪判決の影響で入国が拒否されることを知らず、反省している」と述べ、子どもたちのために特例措置を認めてほしいと願っています。

特例措置は、日本で生まれ育った未成年の在留資格のない子どもが対象となり、通常は保護者も一緒に許可される方針ですが、親に重大な入管法違反がある場合、子どもも許可されないことがあります。
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