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コロンビア大学の抗議活動を支援していたパレスチナ活動家が米国の移民当局に逮捕される

公開日
2025-03-09
メディア
Voice of America
記事要約
ニューヨーク — 米国の移民当局は、コロンビア大学での反イスラエル抗議活動に関与していたパレスチナ人大学院生、マフムード・カリールを逮捕したと彼の弁護士が報じています。カリールは、大学が所有するマンハッタンの寮内で逮捕され、移民税関捜査局(ICE)の職員が入国管理局の指示で彼の学生ビザを取り消したと伝えられています。その後、カリールは永住権を持っていることが弁護士から伝えられ、ビザだけでなくグリーンカードも取り消されました。

この逮捕は、ドナルド・トランプ大統領が提案した「反イスラエル抗議に参加した留学生の国外退去」政策のもとで行われた初めてのケースと思われます。カリールは、学生たちと大学側との交渉役を務めたことから、積極的な活動家として知られていました。

カリールの妻は、夫が犯罪を犯したのかどうかの詳細を当局から知らされていないと述べています。カリールは現在、ニュージャージー州エリザベスの移民拘留施設に移送されています。

コロンビア大学は、捜査員が大学の敷地に立ち入るためには令状が必要だと述べたが、カリール逮捕前に令状を受け取ったかどうかについてはコメントを避けました。

移民弁護士のカミール・マックラーは、カリールに対する行動がトランプ政権にとって気に入らない意見を表明したことに対する報復のように見えると指摘しています。
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