世界の移民・難民
関連ニュース

経済、移民、NHSは英国にとって依然として最大の課題であり、防衛に関する懸念はロシアのウクライナ侵攻の初期の数か月以来最高レベルに達している。

公開日: 2025-03-16
メディア: Ipsos
記事要約: 2025年2月のIpsos Issues Indexによると、イギリス国民の主要な関心事は経済、移民、NHS(国民保健サービス)であり、これらは依然として最も大きな懸念事項とされています。経済に対する懸念は36%の国民によって挙げられ、1月とほぼ同じ水準が維持されています。移民問題は32%の国民が問題として挙げ、特にReform UK支持者や55歳以上、社会的グレードC2DEの層で強い関心があります。NHSも31%が懸念を示しており、前月からわずかに減少しています。

また、インフレに対する懸念は20%に達しており、特に18～34歳の若年層や少数民族の間で強い関心があります。防衛や外交問題も注目を集め、ロシアのウクライナ侵攻を巡るトランプ大統領の発言が影響を与え、2月には8ポイント増加して6番目の懸念事項となりました。

Ipsosのリサーチディレクター、マイク・クレメンス氏は、経済や移民、NHSといった問題が引き続き国民の関心を集める一方で、インフレや住宅問題、そして防衛外交に対する関心も高まっていると述べています。調査は2025年2月12日から18日まで実施され、全国の1,005人の成人を対象に行われました。
タグ: 英国