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6割の住民が外国籍『保見団地』初のブラジル人区長の奮闘に俳優・佐藤二朗さん「地域の為に捧げる人生は“広い感じ”した」

公開日
2025-05-29
メディア
東海テレビ
記事要約
愛知県豊田市の「保見団地」は、1990年の入管法改正により多くの日系ブラジル人が移住し、現在は住民の約6割が外国にルーツを持つ地域となっている。この団地では、初めてブラジル人の林ロベルト重良さんが区長に就任し、高齢化や孤独死といった課題に向き合いながら、日本人と外国人の共生を目指して活動している。

林区長は、700世帯のうち登録者が380人にとどまっていることから、実態把握のため高齢者へのアンケート調査を始めた。また、介護現場では外国人ヘルパーが日本人高齢者の支援を行っており、文化や言語の違いを乗り越えながら共生社会が形成されつつある。

ドキュメンタリーでナレーションを務めた俳優・佐藤二朗さんは、林区長の地域貢献に感銘を受け、「その人生は狭いものではなく、広がりを感じた」と語った。保見団地の現状は、日本における多文化共生の姿を象徴的に示している。
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2025-02-04
在留特別許可,資格外活動,共生