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体調不良の外国籍男性強制送還か 入管庁に反対訴えた翌日

公開日
2025-12-17
メディア
共同通信
記事要約
茨城県牛久市の東日本入国管理センターに長期間収容されていたパキスタン国籍のムスタファ・カリルさん(62)が、支援団体による送還停止の申し入れ直後である17日に、強制送還された可能性が高いことが関係者取材で分かった。カリルさんは難民申請が認められないまま、牛久入管などで計12年半にわたり収容され、体調も悪化していた。支援者が17日に面会を求めたところ、既に施設にはいないと告げられ、入管側は個別事案として詳細な説明を避けた。代理人弁護士は、強制送還時には少なくとも2カ月前に弁護士へ通知するという入管庁と日弁連の合意が守られず、送還の通知がわずか1週間前だった点を問題視し、生命・身体の安全に配慮したルールに基づく対応が必要だと批判している。
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退去強制,被収容者等の人権

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2025-08-28
収容者等の人権,在留特別許可,難民認定,スリランカ,退去強制