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政府は外国人材受け入れ拡大に動く:移民に近い特定技能2号の大幅拡充を

公開日
2024-04-04
メディア
NRI研究員の時事解説
記事要約
政府は、特定技能制度を拡充し、人手不足が深刻な介護や建設分野に加え、自動車運送業など新たな4分野を追加する方針を発表した。特定技能制度は在留資格「1号」と「2号」に分かれ、特に「2号」は家族帯同や永住が可能で、外国人労働者にとってより魅力的とされる。2024年度から5年間で外国人労働者の受け入れ枠は従来の約2.4倍に拡大され、より多くの外国人材を長期間確保する計画である。

また、実習生制度も見直し、「育成就労」として他企業への転籍や特定技能1号への移行を可能にする。外国人労働者の活用は、日本の人口減少とそれによる成長率低下の抑制策として注目されているが、移民政策に対する反対意見も根強く、政府は「移民政策ではない」としている。今後、経済活性化と労働生産性向上のため、外国人材受け入れの国民的議論が求められる。
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入管政策,特定技能

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2024-02-20
「日本人と同等」に 外国人労働者の権利保護(毎日新聞)
入管政策,特定技能,技能実習,育成就労